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より良い証明写真で初頭効果をフル活用!

より良い証明写真で初頭効果をフル活用!

目次

  1. 「初頭効果」とは
  2. 第一印象を覆すのは難しい
  3. 採用担当者への最初の情報は履歴書と証明写真
  4. モノクロコピーにも耐える写真を用意するのがお勧め
  5. 証明写真に力を入れて、良い初頭効果を享受
  1. 「初頭効果」とは

     初頭効果とは、「人間は第一印象を大切にする」と言う心理的傾向の事です。元々、アメリカで活動した心理学者ソロモン・アッシュという学者が、1946年に行った実験で、「人間は最初にインプットされた情報を優先する性質がある」と、提唱した事が切っ掛けで広まりました。

    実験の内容は簡単で、ある人物の性格を説明する際、

    ○知的
    ○勤勉
    ○衝動的
    ○批判的
    ○頑固
    ○嫉妬深い

    と言ったキーワードを用意して、最初のグループには「知的・勤勉」と言ったポジティブな用語から伝え、別のグループには「嫉妬深い・頑固」と言ったネガティブな用語から伝えます。

    その結果分かったのは、「受け手の印象は、最初に並べられた単語に影響される」と言う事。知的・勤勉と言ったプラスイメージのある単語から伝えられたグループは、説明された人物の事を、多少の欠点はあっても知的で勤勉な人だと評価しました。しかし、ネガティブな単語から先に伝えられたグループは、相手の事を欠点が多く、たいした美点が無いと感じたのです。

    全く同じ内容を伝えているにも関わらず、ただ単に伝える順番を変えただけで、「有能だが欠点もある人」「欠点が目立って有能とは言えない人」と言うように、大きく人物評価が変わってしまいました。

  2. 第一印象を覆すのは難しい

     人間が相手の第一印象を決めるまでに掛かる時間は、数秒から長くても数分であるとされています。一方、第一印象が薄れるまでに掛かる時間は約半年。就活において半年はかなり長いです。

    書類選考や、面接の所要時間が限られていることを考えると、履歴書の写真を見た瞬間、面接室に入った瞬間に「だらしがない」「能力がなさそうだ」と、判断されてしまっては、印象を覆すのは非常に難しいと考えておいた方が良いでしょう。

  3. 採用担当者への最初の情報は履歴書と証明写真

     就活における、採用担当者と就活生の「初対面」は、履歴書と証明写真を見せる書類選考のときです。初頭効果は、対面していなくても影響があるとされています。例えば、会った事も無い芸能人のスキャンダルが発覚した時に、多くの人が「失望した」と感じてしまうのも、無意識のうちに、初頭効果で相手のイメージを固めているからです。

    第一印象は、本人も意識していないほんの一瞬で決まってしまいます。提出する書類の文字が汚い、証明写真の身嗜みが乱れている、と言った欠点が、評価を直接左右する為、履歴書や証明写真の体裁には気をつけた方が良いでしょう。

  4. モノクロコピーにも耐える写真を用意するのがお勧め

     就活用証明写真を用意する時は、「モノクロコピーしても顔の見分けがつく」事を、最低限の基準にしましょう。

    就活では、複数の採用担当者が選考に関わります。履歴書の原本しかない状態だと、効率よく評価を進められないので、必要に応じてコピーを取って共有するのが一般的です。ただ、企業によっては毎年のように何百枚、何千枚と届く履歴書をカラープリントしていては予算がいくら有っても足りません。

    街中の安い証明写真機や、型落ちのデジカメ・スマホで撮影した写真を添付していた場合、モノクロでコピーした際に顔の細部がつぶれて、見づらくなってしまう可能性もある為、出来るだけ画質の良いカメラで撮影した方が良いのです。

  5. 証明写真に力を入れて、良い初頭効果を享受

     高画質・高品質な証明写真があると、初頭効果によって採用担当者の心象を良くする可能性があります。ただ、就活生が自分で画質の良いカメラを用意するのは、簡単とは言えません。又、良いカメラが有っても、使いこなす腕前が無ければ、逆に第一印象の良くない写真に仕上がってしまいます。

    そこでお勧めしたいのが、写真館での撮影です。プロのカメラマンに高画質なカメラ、業界の事情に合わせたメイクに、ヘアスタイリングなどを学べる写真館を利用して、就活の内定を獲得しましょう。