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就活で心が折れた 折れそうになった出来事

就活で心が折れた 折れそうになった出来事

目次

  1. 新卒就活時に心が折れた・折れかけた出来事は何ですか?
  2. 【第一位】内定が中々出ない期間が長引いた
  3. 【第二位】就活自体が肌に合わなかった
  4. 【第三位】本命の企業の選考に落ちた
  5. まとめ
  1. 新卒就活時に心が折れた・折れかけた出来事は何ですか?

    内定が中々出ない期間が長引いた 33%
    就活自体が肌に合わなかった 18%
    本命の企業の選考に落ちた 16%
    やりたい事が見つからなかった 14%
    周囲と自分を比べて負い目を感じた 12

  2. 【第一位】内定が中々でない期間が長引いた

    >口頭では内定を貰っていたが、中々内定通知が届かず、結局内定取り消しの電話があった。[岡山県/40代男性]
    >どこが悪いのかを誰も教えてくれなかったので、落ちた理由が分からず苦しかった。[東京都/50代女性]
    >100社くらい応募しても内定が出ず、人格そのものを否定された気になった。[東京都/30代男性]

     一位は「内定が中々出ない期間が長引いた」でした。今回は33%を占めました。内定が出ない期間が長引くと「採用企業が一社も無いのでは」「就活に失敗したのでは」などという恐怖心も強くなります。どこからも内定が出ていない状態では、就活の終わりが見えず、非常に辛い状態といえます。落ちた理由を教えてくれない企業も多い為、何が悪かったのか分からず対策が立てられない、という苦しみを経験した方も少なくないようです。

    どんどん悪い方に考えが傾いてしまい、「人格そのものを否定された」と感じてしまった方もいました。特に何十社も落とされてしまうようなケースでは、そのように考えてしまうのも無理はありません。

  3. 【第二位】就活自体が肌に合わなかった

    >面接で自分を表に出すのが苦手で、どうしたら良いのか分からずに心が折れました[埼玉県/20代女性]
    >自己アピールが苦手で面接対策が大変でした。[神奈川県/50代男性]
    >エントリーシートから一次選考、最終までのモチベーションが持たなかった[栃木県/30代女性]

     二位は「就活自体が肌に合わなかった」でした。今回はこの回答が18%でしたが、就活がもたらす日常の変化、疲労などが背景にあるのかも知れません。学生時代の入試などとは異なり、就活では社会の厳しさを切実に体験する事になります。新卒の方は特に楽しかった学生時代とのギャップの大きさに、ショックを受けてしまうケースもあるのではないでしょうか。

    情報収集や面接、インターンシップなど、就活中心の日常に切り替わり、人によっては地元を離れるなど生活スタイルも大きく変化します。外見・内面の両方に自分の個性を抑え、慣れないリクルートスーツを着て、マナーやルールの気遣いをする事でかなりの疲労を感じてしまうようです。

  4. 【第三位】本命の企業の選考に落ちた

    >最終面接まで残ったので、これはイケると思ったのにあっけなく落とされた事。[千葉県/30代男性]
    >自分が入ってバリバリ働くイメージまで有ったのにお断りを告げられて、しばらくふさいでしまった。[兵庫県/40代女性]
    >本命で実際に面接官の人とも仲良くなり、とても良い感じで選考を進んでいると思った矢先に最終面接に呼ばれず、選考を落とされた事で非常にショックを受けた事を覚えている。[埼玉県/30代男性]

     三位は「本命の企業の選考に落ちた」でした。今回はこの回答が16%でした。本命企業に採用されるように、時間を掛けて情報収集等の準備をしている人は多いはずです。本命企業への想いが強いほど、落ちた時のショックは大きいでしょう。

    実際に「最終面接まで残った」「面接官とも仲良くなった」など、寄せられた意見の中にも悲痛な物がありました。本命企業に落ちる事で、就活におけるモチベーションキープが難しくなってしまう事もある為、特に意識して気持ちを切り替えられるようにしたい物です。

  5. まとめ

     今回の結果では、新卒就活時に心が折れた・折れかけた出来事として「内定が中々出ない期間が長引いた」「就活自体が肌に合わなかった」の二つで51%とほぼ半数を占めました。
    「本命の企業の選考に落ちた」は16%、三位にランクインしましたが、「やりたい事が見つからなかった」(14%)「周囲と自分を比べて負い目を感じた」(12%)と言う事柄も其々高い数字になっていました。

    特に「やりたい事が見つからない」と言うのは、大多数の学生に共通する悩みなのかもしれません。このような場合は、志望する業界や企業が絞りづらく、常に疑問を感じながらの就活になりがちですので、辛い状況であると言えます。

    「周囲と自分を比べての負い目」も、就活時には特に感じやすいと思われます。現在ではSNSなどを通じて、周囲の状況が比較的簡単に把握できてしまう為、友人の内定や、明るく精力的に就活を続ける友人の姿に、負い目を感じやすい状況であると言えるかもしれません。

    このように、様々な心が折れた・折れかけた出来事を経験している就活生ですが、これらのストレスから鬱状態に落ちってしまう方もいるようです。これは「就活鬱」とも言われており、近年注目を集めるようになりました。憂鬱な気分が解消できず、気分の落ち込みが激しい状態なら、心療内科やカウンセラーに相談する事が得策かもしれません。新卒の方は殆どの場合、「新卒のうちに本命企業に入る事」を目標にしている事でしょう。しかし、結果は相手の都合に左右されますので、「思い通りに行かなくて当たり前」「ここで思い通りに行かなくても人生終わりじゃない」と、最初から考えておく事が自分を追い詰めない為に大切な事です。

    自分を追い詰めない方法として、周囲の人に相談やSOSサインを出せる環境を作っておく事が望ましいと言えます。さらに、上手な気分転換・ストレス解消法を持っておく事は、大きな強みとなります。「雨はいつか上がるもの」と言う言葉通り、就活はいつか終わります。出来る限り、自分で自分を追い詰めないようにして就活を乗り切るようにしましょう。