就活おすすめ知識

就活生が選んだおすすめ就活証明写真スタジオ

人事担当者は面接の場で就活生のどこを見るか

人事担当者は面接の場で就活生のどこを見るか

目次

  1. 面接の場で最も良く見ている就活生のポイント
  2. 【第一位】態度・言葉遣い
  3. 【第二位】話している内容
  4. 【第三位】表情・姿勢・服装
  5. まとめ
  1. 面接の場で最も良く見ている就活生のポイント

    態度・言葉遣い 42%
    話している内容 32%
    表情・姿勢・服装 24%
    その他 2%

  2. 【第一位】態度・言葉遣い

    >態度というか、視線や振る舞いです。言葉遣い・振る舞い等はその場でどんなに繕っても普段が出る物です。[神奈川県/40代女性]
    >人の話を聞く姿勢と素直な受け答えが出来るかを見ていました。伸び代はそこで決まると思います。[埼玉県/20代女性]
    >人事担当者として新卒採用の面接の際、一番注意しているのは態度と言葉遣いです。社会に出て働く為には大人のマナーが身に付いている必要があるので、面接時に態度と言葉遣いがなっていない就活生は、その時点で即アウトと判断しています。[長崎県/40代男性]

     一位は「態度・言葉遣い」でした。この回答が今回は42%を占め、採用担当者が最も重視するポイントである事が分かりました。大人としてのマナーが身に付いているかは勿論、普段の人となりや伸び代(将来性)なども、態度や言葉遣いから判断しようとしているようです。

    実際、普段から態度が悪かったり、言葉遣いが汚かったりする人は面接時に取り繕っても端々に出てしまう可能性があります。更に「ら抜き言葉」などのような、間違った日本語や不適切な敬語にも注意が必要です。出来るだけ早い段階で社会人として良し、とされる態度で人に接する事を心掛けると良いでしょう。

    正しい言葉遣いについては周囲に指摘してもらったり、自信が無い場合などは、敬語の使い方が学べる、就活セミナー等を活用する事も検討してみても良いでしょう。

  3. 【第二位】話している内容

    >話す内容によって就職への熱意がどれ程の物なのかが見当がつくからです。[北海道/30代女性]
    >見た目は取り繕えるが、言葉遣いは日頃のバックボーンがはっきりと現れるので大事にしています。[佐賀県/50代男性]
    >明らかに嘘を吐いていると分かる就活生が多いから。[神奈川県/30代男性]

     二位は「話している内容」でした。今回、この回答が32%を占め、やはり多くの採用担当者が重視していると言えます。話している内容には、その人の考え方や経験が反映されます。

    特に「どのような経験に基づいてこの業界(会社)を志望したのか」は、企業側にとって最も興味を引くポイント。いくらやる気や熱意を伝えようと、話す内容が薄ければ、かえって熱意を疑われたり、逆に悪印象になってしまう可能性も考えられます。採用担当者の中には、話の内容の矛盾や嘘に敏感に気がつく方もいるので注意が必要です。

  4. 【第三位】表情・姿勢・服装

    >表情が明るくて生き生きした感じの子は好印象です。[愛知県/30代女性]
    >書類選考で学歴や資格などは確認できるので、面接では全体的な雰囲気や、好感度の高い表情で有るかどうかを判断します。[東京都/40代男性]
    >話している時にちゃんと顔を見ているか、を重視していました。[沖縄県/30代男性]

     三位は「表情・姿勢・服装」でした。今回はこの回答が24%を占めました。何れも面接に臨む際に、気を付けるべき基本的な要素ばかりです。服装については、リクルートスーツ、髪型やメイクはシンプルにさっぱり整えて清潔感を演出しましょう。

    社会人として不快感を与えない服装・髪型・メイクは、出来て当然といえます。ここで差別化を図るのは難しいでしょう。その上で採用担当者は、「表情」「全体の雰囲気・印象」をチェックしているようです。特に自然な笑顔は、それだけで明るい印象を与えてくれます。面接が進むと緊張の度合いも高まりますが、出来るだけ自然体で臨みたい物です。

  5. まとめ

     今回のアンケート結果では、面接において最も良く見られている就活生のポイントとして「態度・言葉遣い」「話している内容」「表情・姿勢・態度」の三つで98%を占める結果でした。何れも、面接において大切な要素ばかりですが、これら全てに自信がある方は少ないのではないでしょうか。

    実際に、全てにおいて完璧を目指す必要はありませんが、「目に余るほど出来ていない部分」は無くすように努力すべきです。「態度や言葉遣いがおかしい」「話す内容が支離滅裂(矛盾が多い)」「表情や姿勢、服装に違和感がある」などといった印象を面接担当者に与えてしまうと、他の部分の成績が良くても、採用見送りになる致命的な要因となってしまうケースもあります。

    「面接担当者にどのような印象を与える可能性があるか」と言う事は中々自分では気づき難い点でもあるので、事前に「他者の目でチェックしてもらう」事がベストな方法と言えるでしょう。ご家族や友人にチェックしてもらう事もできますが、何らかのフィードバックが期待できる半面、どうしても素人目線で妥協点も低めになってしまう事は避けられません。

    そこで就活イベントや就活セミナー、大学のキャリアセンター、ジョブカフェ等で実施されている「模擬面接」に参加するのがお勧めです。模擬面接では、経験豊富な第三者のアドバイスが得られ、面接における自分の長所・短所を客観的に把握できます。

    又、一部の模擬面接では、自分が面接担当者役を体験する事で、面接担当者目線からの気付きを得られる場合もあります。「こんな就活生は好感が持てる」「こんな部分は相手に不快感を与えてしまうかも知れない」など、客観的な視点から自分を見直すことが出来るようになる点は大きな強みとなります。

    又、面接対策として、意外と盲点になりやすいのが「心身を整えて臨む」事。遅刻ぎりぎりで気が焦っていたり、寝不足で顔色が悪かったりなどは、面接官に伝わってしまう物です。自然な笑顔や気持ちのゆとりが面接官に伝わるように出来るだけ心身を整えて面接に望むようにしましょう。