就活用のアイシャドウ選びは、就活ガイド系の雑誌やサイトで、
○オレンジ系
○ブラウン系
を勧められている事が多いのですが、結論として就活用のアイシャドウ選びに悩んだ際はやはりオレンジ系やブラウン系を選ぶと良いでしょう。
黄色人種である日本人は、肌が黄色みがかっています。就活用メイクは華美なものを避けるのが基本ですので、肌に馴染みやすいイエローベースのブラウン系やオレンジ系から選ぶのがお勧めです。
但し、就活女子の全員に同じ色のアイシャドウが合う訳は有りません。人によって地肌のトーンが違いますので、出来るだけ地肌の色にあわせた同系色のアイシャドウを選びましょう。
普段のメイクなら、上手に使うのが難しい色でも、似合う色を小物や服に持ってくることで中和する、と言ったテクニックも使えますが、シンプルで色味の少ないスーツでは、首元にスカーフやネクタイ等を用いて色身を落ち着かせることが出来ません。テクニックによる誤魔化しが難しいからこそ、地肌のトーンに合わせるのが無難なのです。
航空業界やマスコミ関係等、華やかさを求められる業界志望の場合は、ピンク系やパープル系の華やかなアイシャドウ使っても構いません。しかし、ビビッドな色は出来るだけ避けた方が良いでしょう。
人の顔の中で、目元は真っ先に視線を集めるパーツです。どれだけメイクが似合っていても、企業イメージに合わなければ書類選考や面接を突破できません。
どの程度までの色が許されるか分からない場合は、企業の公式ホームページなどを調べて、「現職の女性社員は何を使っているか」を参考にすると良いでしょう。
又、目鼻立ちのしっかりしたタイプの人は、あえて薄いピンク系のアイシャドウを使って、目元の印象を和らげるという方法もあります。元々の顔立ちにより相性の良い色やそうでない色があるので、就活に詳しい写真館などでヘアメイクの方に相談して、客観的に自分に合う就活用アイシャドウを探すのもお勧めです。
ラメ入りのアイシャドウは、キラキラして可愛いのですが、就活や証明写真向きではありません。証明写真を撮る時は顔を中心に光を当てて撮影します。白飛びしないように調整しますが、ラメ入りのアイシャドウを使っていると光が反射して、目元が悪目立ちし「派手」な印象になりがちです。
企業のカラーや採用担当者の考え方によって、「華美すぎる」と言う印象を持たれると、書類選考段階で落とされてしまう可能性もある為、どの年代の人から見られても「清潔感」や「清楚さ」をアピールしやすい、ラメ無しのアイシャドウを選ぶようにしましょう。
今回は、証明写真や就活向けの上手なアイシャドウの選び方のポイント三点をご紹介しました。しかし、アイシャドウそのものは、ラメ入りを除いて証明写真にはっきりと写るものではありません。一般的な就活用証明写真は、「3×4センチ」と比較的小さいからです。
就活用に提出する履歴書やESでは、証明写真以外にも見るべきポイントは多数ある為、アイシャドウよりはアイラインを描いて、目元を強調するほうが印象はつけやすいでしょう。撮影時の照明でメイクの色が飛ぶ場合もある為、ナチュラルメイクを心掛けつつ、目元・口元などのポイントには多少濃い目のメイクを施すのがおすすめです。
ただ、写真写りの良いメイクと、写真と見比べて違和感のない面接用のメイクは違います。証明写真でも面接でも役立つメイク術を知りたい場合は、プロのヘアメイクのいる写真館で証明写真を撮ると良いでしょう。