エラが張って顎先が尖って見えるベース型の顔の人にお勧めな髪型は、ボブカットです、ショートスタイルの中でも顔の輪郭に沿うようにカットをすれば、張り出した顎のラインを目立たなく出来ます。
ポイントは顔に掛かる髪が柔らかく見えるようにカットすることです。ベース型の人は、顔のラインが直線的に見え易い為、髪形のラインを直線的にしてしまうとトゲトゲしい印象になりがちです。サイドの髪の毛は勿論のこと、前髪もある程度長さを残して斜めに流すようにすると優しい顔立ちに見えやすくなります。
前髪を纏めて斜めに流すと、額が見えて顔全体が明るく見えると言うメリットも有りますので、ベース型の人はボブカットにすると良いと思います。
尚、ショートボブにすると普段のお手入れも楽になります。就職してから暫くは、なれない社会人生活に振り回され、学生時代ほど髪のお手入れに時間を避けない事も良く有ります。普段ミディアムからロングの髪型にしている人はショートボブにするとお手入れの時間も節約できますし、将来の事を考えて、就活を機に大胆に髪形を変えてみるのもお勧めです。
所謂丸顔の人には、やはりポニーテールが良く似合います。顔全体が丸みを帯びて見えますので、どうしても浮腫んでいるように見えがちです。しかし髪の毛を高い位置でまとめて顔の皮膚を引っ張り上げるようにポニーテールにすれば、ほっそりとした印象に調整できます。
又、ポニーテールにすると自然に耳を出せるのもポイントです。胸上を写す就活証明写真は、基本的に顔周り以外は写りません。顔の大半が髪の毛で覆われていたり、ボリュームのある髪型で髪の毛の比率が増えたりすると、顔色が悪く見えやすくなります。就活では出来るだけ顔を見せられる髪形を選びましょう。
ポニーテールなら耳だけでなく、前髪を流したり隙間を空けたりと額も見せやすくなります。髪を結ぶ位置や強さによって印象を調節できますので、空き時間に自分に一番合うポニーテールの作り方を見つけると良いでしょう。
頭が縦長に見える、面長顔の人に似合うお勧めの髪型は、サイドのボリュームを調節しやすいハーフアップです。頭のトップにボリュームを持たせる髪型や、高い位置にピークを持ってくるポニーテールなどは面長顔が強調されてしまいます。
髪の毛の上部を後ろで纏めるハーフアップは、
○耳を出しやすい
○トップの髪の毛を纏めるボリュームで増やせる
○下側の髪の毛を流すためサイドから下に掛けてボリュームが出せる
為、面長感を目立たないように出来ます。又、ハーフアップは大人っぽく見える髪形の一つですので、割と好き嫌いの少ない髪型といえます。髪の毛の長さがミディアムでもロングでも作りやすい髪型なので、元々ある程度長さがあって、ヘアスタイルを大きく変えたくないと言う人にもお勧めです。
逆三角形の顔の人は、顎のラインがシャープなので、髪型によりきつい感じに見られがちです。そこでお勧めしたいのがシニヨン、所謂お団子です。
シニヨンは結び方次第でトップやサイドのボリューム感を出せるので、
○低めの位置でゆるめに髪をまとめる
○顎周りに髪の毛の一部をたらす
○前髪はゆるく左右に分ける
と言った工夫でやわらかい印象を演出出来ます。
今回は顔の形ごとに就活用ヘアスタイルを紹介しました。同じ髪型でもセットの仕方は様々です。どのヘアスタイルにするか迷った時は、プロのヘアメイクのいる写真館でアドバイスを貰い自分に一番に合う髪型を見つけましょう。