インターンシップは就活の一部

　インターンシップ（特に長期の）は、本来なら就職してからでないと体験できない実務を体験させてもらえる、貴重なチャンスです。職場の雰囲気や社内ルール、入社後に付き合う先輩社員方との人間関係作りも出来ます。「入りたい企業について詳しくなる」事は、就活時の志望理由を作り込んだり、面接で自己アピールをしたりする時にも役立ちます。こういった意味でインターンシップは就活の一部と考えましょう。

　しかし、そもそもインターンシップに参加できなければ、インターンシップの経験を就活に活かす事など出来ません。インターンシップの参加希望者が多い人気企業の場合、書類選考を受ける必要がある為、書類の完成度を高める事も重要です。

インターンシップES用証明写真撮影時の注意点　男性

　インターンシップ用のエントリーシートでは、写真の良し悪しで担当者からの印象が大きく変わってしまいます。又、男女で気を付けるべきポイントは異なります。まずは男性の注意点からご紹介します。

男性の場合の注意すべきポイントは、

・髪の毛（髪型・色）
・ひげ、眉毛
・皮脂、汗
・服装(着こなし)

と言った所が有ります。

インターンとはいえ、企業で働くのですから、身嗜みは大切です。人事担当者がインターンシップの選考担当をしているケースも多いので、基本的に清潔感を出す方向で行きましょう。

　一般的に、長髪・明るい髪色は、「軽い」と言う印象を与えてしまいがちです。また、髪の毛で目や耳が隠れていると暗い印象になってしまうので、やはり短髪・黒髪がお勧めです。
寝癖があったり、セットしていなかったりした状態より、髪型をセットしている方が見た目は良くなります。証明写真を撮る前に美容室などでスーツに合う髪型にセットしてもらいましょう。

又、ひげと眉の手入れも重要です。お洒落の為のひげも、他人から好感を持たれるとは限らないので、ひげを剃り、眉毛も整えておきましょう。
そして撮影時に汗が浮いていたり、スーツやシャツに汗染みが有ったり、顔が皮脂でテカっていたりするのも気を付けないといけません。緊張で汗をかいてしまう人や、気温の高い日に撮影をする場合、油取り紙などを使う他、早目に写真館に入って冷房に当たったり、時間の余裕を使って緊張をほぐしたりしてから撮影に臨むといいでしょう。

尚、大学生の場合はスーツを着慣れていない場合が多いので、家族や友人などにスーツを着た状態をチェックしてもらうのもお勧めです。基本の黒や紺のスーツに白ワイシャツ、無地かストライプのネクタイを合わせます。スーツやシャツにしわが寄らないようにして、襟もきちんと折り返して、整った状態で撮影しましょう。

インターンシップES用証明写真撮影時の注意点　女性

　スーツの着こなし、汗などの注意点は男性の場合と同じです。ただし女性の場合は、髪の毛が長い人も多い為、男性よりもヘアスタイルに気を遣ったりメイクに注意したりする必要があります。

　前髪を横へ流したり、後ろ髪を纏めたりして顔周りを見せるのが就活用写真の基本です。額や頬、耳などが見えていると、写真になった時に明るく見えます。尚、ヘアカラーをどこまで許容するかは、エントリーシートをチェックする担当者や企業風土しだいなので、無難に黒髪にしましょう。

又、メイクに関しては基本的にナチュラルメイクをお勧めします。写真館等でプロにメイクを施してもらうと、驚くほど印象が変わったりします。

清潔感・表情は男女問わず重要

インターンシップ用に使用する証明写真では男女問わず、

・清潔感
・明るい表情

を心がけることが大事です。

・スーツがよれている
・ネクタイが曲がっている
・姿勢が悪い
・目線が合っていない
・表情が硬い

等は、好感が持たれ辛いので、ネクタイなど身嗜みをチェックし、カメラに対して真っ直ぐに座って姿勢を正し、口角を上げる等表情も気を配って写真を撮りましょう。又、スーツのベストを着用する場合は、ベストの一番下のボタンを外していた方がジャケットの乱れを防げます。

就活用の写真と同様に撮影する

　インターンシップ用の証明写真は、基本的には就活用の写真同様に撮影しておくと安心です。

・提出前三ヶ月以内に撮影した写真を使う
・写真サイズは基本的に縦４cm、横３cm（企業により指定サイズの場合も）
・写真が剥がれた時の為に裏に大学名・氏名を記入する

と言った基本を守りましょう。尚、より良い証明写真を用意したい時は、プロのカメラマン、メイクさんがいて客観的に見た最高の自分を演出してもらえる写真館で撮影する事をお勧めします。