OBやOGとは、自身が通っている大学などの卒業生が、自身の志望する企業に就職されていて、その人の企業に訪れることをいいます。
OB・OG訪問は自分で訪問先を探すという行動が必要なため、就活生の全ての人が経験をするわけではありません。学校の就職課やキャリアセンターの就職担当の先生や、ゼミや研究室、サークルなどの人脈などを利用して、就活生の約2割がOB・OG訪問を行っているといわれております。
OB・OG訪問は、企業説明会と違い作られた情報ではなく、より中身を見れる情報が可能になります。
まずは生きた情報が得られます。パンフレットやホームページなどは取引先や顧客に合わせた会社紹介なので得られる情報に限りがあります。訪問ができれば実際の働く人の話しや社風など勤務体系など生きた情報が見れます。
そして攻略法にもつながります。実際の業務などを知れば、どのような人材が求められるか、志望動機なども具体的に準備が行えます。
また、説明会などの会社紹介では少しでもマイナスなイメージになる業務の苦労やライバル企業との内容、企業説明会では聞きにくい情報など得られる場合もあります。時には非公開情報や新しく取り組む内容など情報収集できることもあります。
訪問を行う前に志望動機や自己PRなど学生時代の体験を元に質問事項など用意をされると見学だけでなくより、知りたいことが出てくる場合もあります。
内定をもらえるにはどのようにしたら良いか意識して情報を聞き、業務の中で必要とされる能力や、自己PRをお伝えして評価対象になるかなど、具体的に聞ける場所などの有効に質問を考えてみましょう。
具体的に用意し質問の回答によってイメージがしやすくなります。単純に知りたい情報でも構いませんので準備をしておくと、より良い訪問になります。
訪問先を探す場合、利用が多い方法は学校の就職課やキャリアセンターの紹介です。
先輩などの意見もお聞きしますが、興味のある業界であれば内定にも有効的な手段とも言えます。
就活フェアなどで名刺を貰った人に連絡もいらっしゃるようです。就活生の友人を集めて人数が多ければ比較的に時間を作ってもらいやすくもなります。
ポイントとして、入社したばかりの新入社員に情報を聞けると、近い立場での内容を聞けますし、キャリアを積んだ社員さんですと採用担当者に近い意見をくれる可能性もあります。OB・OG訪問は気が引けてしますかもしれませんが、内容次第では採用に近づけられることもおありますので検討していきましょう。
OB・OG訪問とは全ての就活生が行っていることではありません。活用できれば採用につながることも少なくありませんのでチャンスとも言えます。
但し、OBやOGにとっては、忙しい業務の間を作っていただくので、失礼のないように注意をしていきましょう。
連絡をするのはランチタイムが基本とされておりますが、相手の都合に合わせ優先にしてください。もし飲食などされた場合はご自身で払うようにします。但し相手がお支払いをすることになったらお礼を伝えて、お帰りになった後、メールなどわかれば再度お伝えしても良いと思います。
OB・OG訪問は就活を有利に進められる内容ですので、是非有効に活用していただきたいと思います。