職種や企業により異なりますが、基本就職活動はリクルートスーツを身に着け証明写真も合わせて撮影いたします。男性ですとリクルートスーツの色は大体は黒や紺となり、唯一柄のアイテムがあるのがネクタイになります。ネクタイは顔を見ると同時に目に入る位置にあるため印象も大きく左右される物とされております。

色による雰囲気は異なる為、ご自身はどのように見せたいのかを決めてネクタイの色を選ぶと良いでしょう。お堅い仕事であれば落ち着いた雰囲気、接客や人と接する仕事であれば明るいイメージなど志望先の企業に合わせてネクタイを選ぶのも作戦になります。

就職活動に使用するネクタイは大きく分けて4色の系統を使用していくようにいたしましょう。

● レッド系は情熱的な明るい、やる気を重視した印象を与えてくれます。色合いにより目立ちすぎたりする場合がありますが、活発に見せたい場合はやる気を重視した選考を行う企業にはおすすめしている色になります。

● ブルー系では清潔感や真面目さ、知的で落ち着いて爽やかな印象を演出してくれます。年配の役員が多い企業や、金融関連や医療関連などお堅いイメージの業種を志望する人におすすめしており、就活生の中でもとても多い色とされております。

● イエロー系は親しみやすい親近感を与える色になります。明るく光って見える印象は、表情が暗く見える方や不機嫌に見せたり、怖く見られる方にはおすすめしています。黄色を使用することで目線を明るいネクタイに向かせて、顔を明るくみさせるようにしている方もいらっしゃるそうです。

● グレー系は落ち着いた大人っぽいイメージの色になり、落ち着いた印象にしたい場合や好まれる企業での使用をおすすめいたします。重みをつけたい印象のときに検討されてみてはいかがでしょう。

● その他、ピンクや白などはカジュアルな印象になってしまい、黒や紫などは印象的にも暗く印象を与えてしますリスクがあります。他の就活生を同じ色だとしても冒険はせずに無難に選ばれる方が間違えないです。

就職活動で使用するネクタイの柄では、無地のネクタイ、チェック、ストライプ、ドットの使用が選ばれています。

無地のネクタイはお顔がとても目立つようになりますが、水に濡れたり汚れが付いたときにはこちらも目立ってしまいます。
チェックの柄ではカジュアルに見えてしまう場合がありますので、線が細めなものを選び、太めは注意しましょう。

基本、お店で売られていたり就活生でも使用されて多いのがストライプになります。ガタイの良い方など大きく見える方は、細見の線を選ぶと良いでしょう。
ドットを選ぶ際には、水玉が小さなものを選びましょう。大きすぎると可愛らしい感じになるので幼く見えてしまう場合があります。

その他の柄で、キャラクターやブランドの入ったロゴや特殊なネクタイになりますと、人として特殊感や個性的な感じを与える場合もありますが、基本的には就活には向かない認識でいましょう。

ネクタイの結び方はいくつか種類があります。その中でも就職活動では一番気を付けたい箇所は襟元の結び目が左右対称になり、しっかり隙間なく締めていれば背筋や姿勢も良く見られます。ネクタイが曲がっていたり左右対称にならなかったり、緩んでいたりするとだらしないイメージが付きます。

ネクタイの結び方などYouTubeでも確認ができますのでご自身が出来そうな結びを練習をしていきましょう。
またオシャレ感は必要ないので特殊や個性を強くせずに無難にしていくことをおすすめいたします。ネクタイピンなども曲がってしまい気づかないときなど、だらしなく見えるマイナスポイントになる恐れがあるので、無理してつけなくても大丈夫です。

金融関連や公務員や外資系などお堅いイメージには落ち着いたシックで、不動産や営業職やIT企業などはベーシックな明るいイメージで、業界や職種・業種によって合わせてネクタイ選びをしていきましょう。