マスコミやアナウンサーは、テレビやラジオなど多くの人の目に触れるマスメディア情報を視聴者に伝える仕事になります。お仕事の役割として情報を伝え、正確に視聴者へ伝えるだけではなく、人前に触れる機会の多いお仕事なので見た目や雰囲気、好印象に見えるのも審査基準ともされており、履歴書などの書類選考では写真で好印象に見せるのは欠かせないとされております。

12月や1月でエントリーシートを締め切ることも珍しくなく、3月の説明会や6月の面接などのスケジュールも変更など多々あるそうなのでこまめに予定を確認することがポイントとなります。新聞やテレビなど年に2回採用試験があり、春採用されなかった就活生も夏採用に応募できることもあります。

近年ではどこの放送局もタレント化が進んでおり、華やかな外見やその時代に合わせた雰囲気など求められる傾向になってきており、通常の履歴書写真とは別で普段の雰囲気が伝わるスナップ写真の提出を求められる放送局も多くなってきました。放送局によっては全身写真やバストアップを入れた最大6枚以上ものスナップ写真を提出するところもあり、書類準備をする段階で早めに用意をすることをおすすめいたします。

しっかりした情報を得て、前持った準備を行い、毎年多くの希望者がいるマスコミ・アナウンサーの狭き門を内定を獲得するために就活における具体的な写真のポイントについて解説していきます。

人の顔はほとんどの方が左右対称ではありません。ご自身の一番良く見られる角度や向きをみつけてみましょう。但し写真に残す際には左右対称に修整を行いたいという方もいらっしゃいますが、先ほどお伝えいたしました、人の顔は基本左右対称ではありませんので、面接官や採用担当者はその人の表情や印象を見て華やかさがあるかを感じます。

左右対称になっても印象が変わるほどではありませんので、左右対称ではなく表情や印象を大事にしていくことをおすすめいたします。あらかじめご自身の顔を鏡などで研究して観察した見極めも良いと思います。左向きや右向きどちらが良いのかスマホなどで撮ってみるのも良いかもしれません。

マスコミやアナウンサーの就活写真は大体が笑顔の写真を求められます。人の顔は笑ったり笑顔になると目が自然に細くなりますが、最初のご挨拶となる証明写真には目力も必要とされます。

スタジオで撮影をされると光のフラッシュで目に反射されるキャッチアイという表情や印象が明るく見えるような効果もありますので、目が細くならない笑顔のテクニックを覚えましょう。

通常の就活証明写真では歯を見せた笑顔までしませんが、マスコミやアナウンサーの就活用の写真では、しっかりとした歯が見えるほどの笑顔が必要とされます。特にアナウンサーのお仕事になりますと笑顔の場面が多くなり、採用選考としても見られてきますので今の内に練習ややり方を覚えていきましょう。面接のときの表情も活用できると思います。

① 本当に笑ったときの口を閉じた表情をしてから、目をパッチリ開ける。
② 両頬（ほっぺた）を上に上げるように歯を見せてから、目をパッチリ開ける。

※ 目をパッチﾘ開けてから表情を作ると目が細くなる傾向になるので、最後に目を意識する。

不特定多数の人に対して情報発信をするマスメディアでは、お顔を出すのが基本です。現在の傾向でいけば美しく近寄りがたい表情よりも、親しみやすい愛嬌のある人の好さが伝わる表情が求められています。アナウンサーを受けられる方は表情の運動や鏡などで口角の角度や目の開き具合など練習をしているとお聞きしております。ご自身にとって親しみやすい好印象の表情を練習して鏡で確認しながら出せるようにしていきましょう。

笑ったときの自然な表情がナチュラルな笑顔になります。いつでも引き出せる練習をして面接のときも活かせますので将来の練習だと思い、証明写真撮影にもトライしてみてください。

マスコミやアナウンサーの就活用写真は撮り方を熟知している方に依頼をすることが内定への近道になります。足を長く見せるには下から撮る先方や、その人に合った華やかにみえるメイク、清潔感にみせるマスコミ・アナウンサー用のヘアセットなど審査における写真の重要性が高いので、これらの点に対してアドバイスができ、写真の撮り方を熟知しているプロに依頼しましょう。

写真館やスタジオに依頼する場合は、実績と創業など長いところは熟知していると考えても良いでしょう。業界独自の写真のポージングや撮り方があるため、写真撮影から修整加工まで信頼できる写真館やスタジオに依頼しましょう。

但し、どれほど写りが良くても本人とかけ離れた写りですと採用担当者や面接官にウソや偽りと受け取ってしまう場合がありますので、過激な修正は逆効果も考えられます。
表情と髪型とメイクで内定合格を目指していきましょう。